経営事項審査を受ける主の目的でもあります、入札への参加です。
愛知県内の公共団体の場合は一部例外はありますが、2年に一度定時受付という形で入札参加資格申請を受け付けています。
かと言って、2年に一度しか入札参加資格申請も機会がないのかというと違います。
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定時受付(申請)とは
この入札資格申請には、種類が2つあります。
①随時受付
特に申請受付期間に定めはありません。いつでも入札に参加したいときに申請をすることで資格を得られます。
通常、申請を行い、その自治体の審査が行われ有資格事業者としてその自治体の名簿登載されることで正式に入札参加資格を得られます。
②定時受付
定時受付(申請)の場合は、基本的にその年の年度初め(4月)から2年間名簿登載されるイメージです。
基本的には、すでにその自治体での入札参加資格を得ている事業者や、4月からの名簿登載をしたい事業者が対象です。
もし、その自治体で初めて入札参加資格申請を行い、一日でも早く名簿登載されたい事業者の場合は①の随時受付に合わせて②の定時受付を行う必要があります。
定時受付の受付期間について
では、今年の愛知県内における入札参加資格申請の定時受付期間はというと、
令和6年1月4日から2月15日です。
すでに、入札参加資格を得ている事業者はお忘れのないように申請しましょう。
この期間を経過してしてしまうと、随時受付(令和6年4月以降)での申請となってしまい、入札参加資格に空白期間ができてしまいます。
提出書類として事前準備が必要なものもありますのでご注意ください。
必要書類とは
愛知県内の市区町村での入札参加申請を例に挙げさせていただきます。
他の自治体の場合は、多少違いますので申請先のHP等でご確認ください。
基本的な必要書類
・納税証明書(国税、県税、市税)
・履歴事項全部証明書
・経営事項審査の結果通知書
・決算書類
・社会保険関係の書類(直前経審で加入がされていることがわかれば不要)
・キャリアアップ(CCUS)のログインページの写し(事業者登録している場合)
・ワークライフバランス、ISOの認定書(該当の場合)
・建設業労働災害防止協会加入証明書(加入の場合)
このほかに、自治体によって様々ですが直近2年の建設業許可書、工事経歴や、印鑑証明書、建設業退職金共済加入証明書等が必要となる場合があります。
詳しくはこちらのページもご確認ください。
・【建設工事】あいち電子調達共同システム(CALS/EC)
・【物品・役務等】あいち電子調達共同システム
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