建設業 経営事項審査

公共工事を請けるためには必須!経営事項審査(経審)とは

経営事項審査を略して、「経審」と呼びます。以下、経審と呼ぶとします。

経審とは何かというと、簡単に言うと公共工事を受けることができるための基準値のことです。

学生さんで例えると、大学入試共通試験(旧センター試験)のようなものです。 もっとわかりやすく例えると、RPGゲームのレベルのようなものです。

公共工事を請けるためには、国や、県、市区町村からある程度信用を得られなければなりません。
でも普段、関わりのないそういった機関にどうやって信用を築きあげるのか。

それが、大学入試共通試験で言う本試験にも影響する点数だったり、RPGゲームで言う、次のステージに進むにはレベル〇〇が必要になってくるようなものなのです。

経審とはなにか。答えは、、、

外部の機関に、自社の資金力であったり、工事の技術力などを査定してもらい、自社の持ち点や、レベルを査定してもらうことです。

その持ち点、レベルの査定値を持っている業者だけが、公共工事を受注することができるのです。この持ち点の点数によって、請けられる工事のランクが決まります。

より大きな公共工事を請けるには、やはり経審の点数が重要になってきます。

厳正なるこの査定のもと、受注されるべき公共工事を請けているということは、社会的にみても信用に繋がります。

それが、新たな民間工事の受注にも繋がるわけです。

公共工事を請けるだけでももちろん新たな仕事の幅も広がりますし、それだけではなく他の仕事も増える可能性があります。

公共工事は、公的機関を相手として取引をするという点で、支払いの滞りがありませんし、相手が経済的危機により倒産することがほぼありません。

これらのことからも、公共工事を受注していくことは、事業者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

愛知県:経営事項審査について

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